
今回は、共にコーヒーのサブスクサービスを展開するポストコーヒーと土居珈琲を、3つの項目:コーヒーの選び方、料金とコスパ、利便性と使いやすさを比較してみました。
両サービスの良いところ、悪いところを包み隠さずお伝えしていきます。
サブスクサービスの利用に迷っている方の参考になれば幸いです。
ポストコーヒーと土居珈琲を3つの項目で比較
以下の3つの項目で、ポストコーヒーと土居珈琲を比較してみました。知りたい項目をクリックすると、その比較項目に一気に飛べるようになっています。
比較項目 | 比較結果 |
---|---|
1:コーヒーの選び方 | コーヒーの選び方を比較してみました |
2:料金とコスパ | 料金とコスパで比較してみました |
3:利便性と使いやすさで比較 | 利便性と使いやすさを比較してみました |
ポストコーヒーと土居珈琲の「コーヒーの選び方」を比較!
ポストコーヒーと土居珈琲を、コーヒー豆の選び方で比較してみます。
項目 | ポストコーヒー | 土居珈琲 |
コーヒーの選び方 | コーヒー診断による自動選定 | 銘柄と焙煎度を自分で選択 |
選べる豆の種類 | 世界200か国以上、200超 | 焙煎士が厳選した豆 |
購入時の豆指定 | 不可( PostCoffeeが指定) | 自分で指定 |
焙煎度 | 指定不可 | 浅煎り~深煎りを6段階で指定可 |
フィードバック | 次回の選定に反映 | なし(都度選ぶ方式) |
①コーヒーの選び方
ポストコーヒでは、コーヒー診断に基づいてチョイスされる自動選定となります。柔軟性はないものの、迷うことなくコーヒー豆を購入できるため、初心者に向いています。
土井珈琲は、ラインナップされた商品から銘柄と焙煎度より判断し、自分で購入するスタイルです。コーヒー通の人には適していますが、初心者には不向きです。
②届く豆の種類・購入時の豆指定
ポストコーヒーでは、購入時に豆の指定はできませんが、200超の豆の中から3種類、もしくは6種類(3種類と6種類の指定が可能)の豆が手元に届きます。1度に複数のコーヒーを楽しめるので、飲み比べをしたい方に向いています。
土居珈琲は、焙煎師が厳選した豆の中から、単品、3銘柄、5銘柄の定期便を選ぶことができます(各100g、200gより選択)。こだわりの豆を十分に楽しむ方に向いています。
③フィードバック
ポストコーヒーは、自分で豆を選ぶことが出来ません。届いたコーヒーに対してフィードバックや評価を行うことで、次回のチョイスが変わることがあります。
土居珈琲は、自分でコーヒーを選んで購入するため、フィードバックのサービスは提供していません。
ポストコーヒーと土居珈琲の料金とコスパを比較
ポストコーヒーと土居珈琲を、料金から比較してみます。
項目 | ポストコーヒー | 土居珈琲 |
月額料金(税込み) | 月額1,980円(税込)~ | 単品定期便 1,124円(税込)~ 手と手 Connection Plan 4,742(税込)~ |
内容量 | 1種類の量:75g / 150g / 300g 豆の種類:3種類 / 6種類 最小量:75g×3種類=225g |
単品定期便> 1種類の量:100g / 200g 手と手プラン> 1種類の量:100g / 200g 豆の種類:3種類 / 5種類 最小量:100g×3銘柄=300g |
1杯あたりの単価(1杯15g換算) | 約132円~ | 単品:約160円~ 手と手:約237円~ |
①月額料金
ポストコーヒーでは、最も安いプラン(75g × 3種類、計225g)が1,980円です。
1杯あたり15gで換算すると、約132円になります。
一方、土居珈琲では、単品定期便が100gで1,124円(1杯あたり約160円)。
さらに「手と手プラン」では100g × 3銘柄(計300g)で4,742円となり、1杯あたり約237円です。
この比較から、ポストコーヒーは手頃な価格設定で、コーヒー初心者にも試しやすい良心的なプランといえます。
土居珈琲は価格こそ高めですが、世界中から選び抜いた高品質な豆を、少量焙煎で丁寧に仕上げています。豊かな香りと奥深い味わいを求める方には、その価値を十分に感じられるコーヒーといえます。
②内容量
■最小量
ポストコーヒーは最小225g(約15杯分)から購入でき、まずは少量で飲み比べたい方や、週末にゆったりと楽しみたい方に向いています。
一方、土居珈琲は最小300g(約20杯分)からの提供で、毎日コーヒーを飲む習慣のある方や、お気に入りの銘柄をたっぷり味わいたい方に向いています。
■選べる量・幅
ポストコーヒーは、1種類の豆の量を3パターンから選べます。
土居珈琲は、1種類の豆の量を2パターンから選べます。
豆の種類は、両社とも2パターンの中から選択可能です。
選べる組み合わせの幅はポストコーヒーの方が広く、さまざまなコーヒーを味わいたい人に向いているといえます。
一方、土居珈琲は選択肢は少なめですが、焙煎の香りをじっくり楽しみたい人に向いているといえます。
③まとめ(コスパはどちらに軍配?)
コスパ的には、ポストコーヒーに軍配があがると思われます。
1杯あたりの金額はポストコーヒーの方が安く、選べる組み合わせも多いことから、購入時のハードルは低いといえます。
一方、土居珈琲はコスパ的にはやや高めですが、その分品質や銘柄にこだわっているため、コーヒー通の人に最適といえます。
ポストコーヒーと土居珈琲の利便性と使いやすさを比較!
ポストコーヒーと土居珈琲を、利便性・使いやすさから比較してみます。
項目 | ポストコーヒー | 土居珈琲 |
注文方法 | Webサイトより注文 | Webサイトより注文 |
購入頻度の変更 | 月1回/2週に1回から選択。 Webサイトで変更することが可能。 定期便を休止するスキップが出来る。 |
毎月/2ヶ月毎/3ヶ月毎から選択。 Webサイトで変更することが可能。 |
受け取り方法 | ポスト投函/宅配便 | 宅配便 |
豆の選択方法 | 自動選択(自分で選択することは不可能) | 自分で選択(銘柄ページを見て自分で選ぶ。) |
ポストコーヒーと土居珈琲は、どちらもWebサイトから注文できます。
ただし、豆の選び方には大きな違いがあります。
土居珈琲は、自分で銘柄ページを見ながら豆を選ぶスタイル。
選ぶ楽しみもありますが、その分どうしても時間や手間がかかります。
一方、ポストコーヒーは豆を選ぶ必要がなく、自動でセレクトしてくれます。
「選ぶのが面倒」という方でも気軽にコーヒーを楽しめます。
使いやすさという点では、ポストコーヒーの方が手軽といえるでしょう。
ポストコーヒーがおすすめな人
ポストコーヒーはこのような人におすすめです。
・忙しくて豆を選ぶ時間がない
・豆の種類に詳しくないが豆を購入したい
・受け取りはポスト投函で済ませたい
・ライフスタイルに合わせて配送間隔を変えたい
土居珈琲がおすすめな人
土居珈琲はこのような人におすすめです。
・コーヒーの味や産地にこだわりたい
・自分で豆を選んで購入したい
・毎月~3ヶ月と比較的長めのスパンで購入したい
・宅配便でしっかり梱包された状態で受け取りたい
まとめ
ポストコーヒーと土居珈琲を比較してきましたが、いかがでしょうか。
コスパや使いやすさを重視するならポストコーヒーが良いでしょう。
豆はポストコーヒー側で選んでくれますので、コーヒー初心者にもおすすめです。
一方で、上質な豆、産地にこだわりのある方は、土居珈琲が良いでしょう。
専門のバリスタが厳選した豆がラインナップしていますので、じっくりと上質なコーヒーを楽しめます。
どちらも、自宅にいながらコーヒーを購入できますので、ご検討いただければと思います。